都市はどう変わっていくのか 12
横須賀市は、今までどちらかというとアメリカの海軍基地という言葉に代表されていた街であり、また単なる通勤のベッドタウンというイメージが強いところでした。
それがだんだん知識産業が定着して、どちらかというとハイカラな街という形で完成に向かっていると思われます。
千葉県では川崎市と木更津市を結びつける東京湾横断橋の完成を受けて、木更津市の奥の丘稜地に研究学園都市をつくろうとしています。
神奈川県側にも、それと対になるように、東京湾に面した研究学園としがあってもいいでしょう。
それは横須賀市にほかなりません。
しかし県の力の入れ方を比べてみると、千葉県の木更津市に対する思い入れの方が、神奈川県の横須賀市に対する思い入れよりも強いように見えます。
横須賀市の方が人口規模も大きく、より独自の力を持っているために、神奈川県はそれほど市の努力を支えなくてもいいからかもしれません。
横須賀市はすでに東京文化にたっぷりとひたっている都市です。
それだけに木更津市よりもはるかに都会的雰囲気が強いです。
研究者によっては横須賀市の方が住む点でも仕事の面でも好ましい都市と映るでしょう。