都市はどう変わっていくのか 8
横浜から横須賀にかけて広がる埋立地は、しばらくその土地利用を動かさない場所として取り扱ったほうがいいと思います。
横浜の内港から山下埠頭をすぎ、金沢地先まではすでに埋立が完了しています。
根岸あたりには石油関連企業の工場が集中しています。
金沢地先の埋立地には、流通機能や住宅地、そして零細な工業の団地が配置されています。
しかしまだ未利用の土地も残っています。
新木場と同じように、木材産業のためにつくった港や埋立地がありますが、そういうところも十分に利用されていません。
丸太の浮いていない貯木場もあります。
磯子のあたりは工場地帯となっていますが、その工場群でも休眠している向上用地が散見されます。
しかしこれらの利用度の低い土地も、しばらくは再開発とさわがないで、とっておいてもいい場所だと思うのです。
東京圏臨海部の用途転換を行うといっても、すぐ実施しべきところと近い将来動かすところ、それに次の時代のためにとっておく場所とに分けて戦略的に整理し、整備力策を講じておくべきでしょう。
そう考えたとき、この地帯は東京からやや遠いこともあり、次の時代に備える場所にしておきたいものです。