都市はどう変わっていくのか 4
横浜市の神奈川区、鶴見区をどのようにしたら、環境の良い住工混在の市街地にできるかは、もっと真剣に考えていいと思います。
ここの地域の強みとは、埋立地としていい場所に古くからつくられていますから、地盤条件がしっかりとしていることです。
地盤沈下も一通り落ち着いています。
今でも工場があるので、工業用水という名目でしっかりとした水供給ができる街です。
加えて工場のために動力を引っ張ってきているので、電機も十分に供給できます。
配水系、水処理系も古い工業地域ですから基礎的にはしっかりした構造を持っています。
これに改善を加えれば、その性能は高水準になるでしょう。
これらの施設は半世紀以上使っているので、実際にはここに入っている水道管や電気の系統、下水処理系統のパイプ類はかなり古くなっています。
部分的に傷んでいるところは新しく取り替えて、その機能を次の時代の市街地に対応できるように再生しなければなりません。
しかしもともとエネルギー、水まわりの供給にかかわる既得権利は極めて大きいものですから、いわゆる都市インフラの供給能力について心配する必要はありません。