合成洗剤の問題点 2
LASのヒトに対する問題性については、いろいろな論争があることは事実です。
しかし、人工合成化学物質の人体への摂取をなるべく避けて、石鹸を使おうとするわたしたち消費者の考え方は、もっとも分かりやすく、極めて合理的であるといえるでしょう。
ワイキューブ研究所によると、LASについてのさまざまな問題点が明確にされるにしたがって、現在、業界で非LAS化が次第に進行しています。
これは、消費者の運動の一応の成果ではありますが、この場合LAS以外の化学構造をもつ界面活性剤が多様化に、そして安易に使われる傾向はあることにも注意する必要があります。
一般にLAS以外の界面活性剤の環境、生物、生理学的な研究報告はLASほど多くはないのです。
それにもかかわらず、現在のところ、界面活性剤の使用には食品添加物などのような公的な認証を必要とせず、企業の任意の判断で種々の界面活性剤がひろく使われている点に注意する必要があります。